現代美術センターCCA北九州

わたしたちの時代のアートは、さまざまな文化が混在する今の社会においてもっとも創造的な領域といえます。現代社会におけるさまざまな分野、人文社会から科学にいたる諸領域がより専門的に拡大しつつある今日、それら諸分野と緊密に関連しながら、既存の価値観や枠組みにとらわれない自由な発想によりこの社会の多様性を映し出していくことで、アートは現代文化にかかわる種々の領域の問題に対し、さまざまな新しい方向性を提示しているのです。その一方で、若いアーティストたちにとって、錯綜とした現代を理解しつつ新しい創造活動を行うことは決して容易ではないと思われます。現代社会におけるアートの意味を考える時、こうした豊かな才能と意欲ある若い世代の人材に対して、その創造力をさらに飛躍させるための環境づくりを行うことは、私たちの属する社会にとっても非常に重要なことといえるでしょう。

CCA北九州は、現代美術における独自のコンセプトをもつ非営利の公的学習・研究機関として北九州市の助成により1997年5月に開設されました。この領域におけるさまざまな拠点やアーティスト・研究者との緊密なネットワークを築きながら、ここから現代美術のあたらしい発想・発見を生み出していくような世界的な拠点のひとつを北九州市につくりあげています。

方針

現代美術センター・CCA北九州は、グローバルな視点から運営される現代美術の公的な研究、学習機関として、この領域におけるこれからの世界の核(センター)のひとつとなる拠点づくりをめざして発足しました。CCA北九州は、アーティストや美術関係者、さらに人文・社会から科学までの様々な分野の専門家がセンターに集い、ひとつのテーブルであたらしい創造に向けた論議を重ね、各々のテーマを踏まえながら大きな文化的、時代的な文脈の中で現代美術における考察をいっそう深めていくような場をつくりあげていくことを意図します。 また、現代美術の分野で主導的な活動をおこなう世界の研究機関・美術館やアートスクールをはじめ、アーティストやキュレーター、美術批評家等とも緊密に連携して、センター活動のさまざまな局面で協力・共同プロジェクトを実施しています。研究機関として、現代美術に関する充実したライブラリー・コレクションを構築しつつ、双方向に築くグローバルなネットワークから得られる情報・資料とともに、ひろく活用していくことも重点的に図られます。

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アクセス

空路 福岡空港 /北九州空港
陸路 JR鹿児島本線 折尾駅
タクシー約10分 バス約15分

インターナショナル・コミッティー

CCAディレクション(運営陣)

中村 信夫[ディレクター]
三宅 暁子[プログラム・ディレクター]

インターナショナル・コミッティー

マリナ・アブラモヴィッチ [アーティスト]
マリウス・バビアス [ディレクター|新ベルリン美術館]
ダニエル・バーンバウム [ディレクター|ストックホルム近代美術館]
サスキア・ボス [芸術学部長|クーパーユニオン、ニューヨーク]
ダニエル・ビュレン [アーティスト]
マリア・アイヒホルン [アーティスト]
オラファー・エリアソン [アーティスト]
ハミッシュ・フルトン [アーティスト]
リアム・ギリック [アーティスト]
ハンス=ウルリッヒ・オブリスト [展覧会/プログラム共同ディレクター、インターナショナル・プロジェクト・ディレクター|サーペンタイン・ギャラリー、ロンドン]
杉本 博司 [アーティスト]
リクリット・ティラヴァーニャ [アーティスト]
マライケ・ファン・ヴァルメルダム [アーティスト]
ローレンス・ウィナー [アーティスト]

及びCCA北九州ディレクター/プログラム・ディレクター

1997 – 2015

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