ジャスフィ・ツェン

Title
部屋から届く物語
Date
2020-05-18 - 2020-08-07

CCA 20+ Project:

CCA 20+ Projectは、現在キャリアを伸ばしつつあるアーティストに焦点を当て、その活動の中で重要なチャレンジにつながる、新たな考えに取り組む機会を提供することを目指すものです。

CCA北九州は1997年の設立以来、アーティストを中心に、建築や科学などを含む様々な分野の第一線で活躍する研究者たちとプロジェクトを行うと同時に、2015年にスタートした「フェローシップ・プログラム」など、若いアーティストを対象としたプログラムも設立当初から積極的に行っています。「20+」は、プログラムがスタートした2018年がCCAの21年目であること、そして変化し続けるアートの世界において、常に新しい視点を探求していくことを意味します。

2020年度の第一回目のCCA 20+ Projectにて、ジャスフィ・ツェンのプロジェクトを発表します。

ジャスフィ・ツェンは、ブルックリンと中国を拠点に(主には自分の頭の中ですが)、様々な分野を横断しながら活動するアーティストです。近年は、対人関係や集合体でのコミュニケーションで起こる、避けられないトラブルをテーマとして取り組んでいます。没入型のインスタレーションや、告知なしのパフォーマンス、彫刻的なオブジェやアーティスト・ブックといった様々な方法やメディアを用いて、現代アートの文脈の中と外にある私たちの社会的、文化的環境について、人々が関心を向けるようなシナリオを構成し、実現していきます。

CCA 20+プロジェクトでは、今まさに私たちが置かれている状況下で、社会性と人との連帯の間にある距離を明確にし、考え直し、そこに挑戦していく新しい領域として、インターネット上の世界とそれ以外の世界のギャップを再考していくことを試みます。ツェンは、他人から隔離された自宅での時間についての、個人的な文章を世界中の人々から集めます。集められた文章は全てCCAギャラリー内のアーカイブに保存されます。ギャラリーは休館中のため、誰も見ることも触ることもできない、存在するだけのアーカイブです。毎週のようにエッセイが蓄積されることで、このプロジェクトは展覧会期間中にどんどん変化していきます。この収集の行為を通して、一つのコミュニティという形の中にある自分への、あふれる思いを豊かにするような、仮想の集まりをシミュレーションしていきます。

 

 

募集「部屋から届く物語」

「部屋から届く物語」は、全ての人が共有するこの厳しい時間の中で、個人的な記録を世界中の人から集め、アーカイブを作ります。集められた文章は、物理的なコピーとして、地域、言語、寄稿者によって分類され、アーカイブに蓄積されます。何度も寄稿できるように、寄稿者はそれぞれ専用のフォルダーを持ちます。

全ての記録は、臨時休館中のギャラリーの中で保管され、展示されるため、誰も実際に見ることも触ることもできず、ただギャラリーの中に存在するのです。投稿される文章が蓄積されることで、展覧会期間中、展示内容は変化し、成長していきます。

 

参加を希望される方へ

自分の日常について記録をとってください

それをできるだけ頻繁に、好きな言語で書いてください

書いたものをEメールで送ってください jasphyz@gmail.com

 

今から8月までの間、いつでも参加していただけます。送っていただいた文章は、毎週アーカイヴに保存されます。アーカイヴの進行状況も毎週記録され、共有していきます。

 

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Category
Artist
ジャスフィ・ツェン
Date
2020-05-18 - 2020-08-07